2022/01/29

起床、無賃乗船

フェリー8時30分発のところを7時45分起床、逡巡するも荷物をまとめて8時くらいにホテル発。港までの3km程を7min/kmで行けば間に合う予定。
結局8時25分くらいに港に着き、既に上がっていたタラップを少し下ろしてもらい、よじ登って搭乗させてもらった。窓口の方には支払いは船内でいいので早く行ってくださいと言われたが、結局船内では現金が足りず(しかしながらわずかな所持金400円でNHK見ながらうどん食べたのが体に沁みた。このうどんはいつからいつまであるのだろうノスタルジーという旅情)、屋久島側の窓口でクレジットカードで支払わせていただいた。

1日目75km

宮之浦港近くの屋久島観光センターで、2日後18時までのレンタルサイクル3300円を利用した。今調べると屋久島レンタルサイクル協力店の全9か所で返却ができるらしく、利用方法の融通が効きそう。
13時頃、宮之浦から反時計周りに目的地安房までの75㎞の行程を開始。雨のぱらつく中、延々と続く細かいアップダウンを乗り越えていく。結局、島1周通してフラットな地形はあまりなかったので、つらいものがあった。
saru
西部林道のヤクサル

18時頃、安房着。Airbnbの一軒家を利用させていただいた。
かのこ
落ち着く空間(クリシェ)。結局18時~4時の短時間しか滞在できなかったことが悔やまれるので、次回屋久島訪問した際は1週間くらい落ち着きたい。
削れた木製のまな板、擦り減った砥石、Black potなフライパンなどなど、かつての利用者を想起させられて、でも同じように利用されることはもうないのだろうと思った。中華鍋は既に錆を纏っていた。

夕食

そもそも冬は観光客が少ないので休業の店が多そう、かつコロナの影響で営業していそうな店が少ない中、夕食はやしま
3000円のおまかせ定食と1000円のお茶漬け(おまかせ切身入り)をいただいたが、曰く「とびうおは二度揚げしてるから骨まで食べられますよ~」とのこと。正直なところ中骨をバリバリ食べるのは難易度高めな硬さだったが、自分としては特に問題なし。
あと、定食の刺身は期待通りの美味しさだったが、やはり鮮度が美味しさのファクターなんだろうか。だとすれば、これはどこで水揚げされて、どう流通してきたものなんだろうか?屋久島水揚げはあまり想像できなかったので、鹿児島側から船で流通してきた魚なの?聞いてみるべきだったな。

時系列的には夕食の前だが、Aコープに寄って翌日の食料を補給。島でも鳥刺しが売っていたので、臆することなく購入し、宿に戻って食させていただいた。
22時就寝

2022/01/30

暗闇のヒルクライム、縄文杉RTA

3時起床
登山口<–>縄文杉は往復9~10時間とのことだったので、19時の飛行機から逆算すると、15時には島1周を再開するのがリミットとなる。宿から登山口までの往復を2時間と見積もると、午前4時には出発しないといけない計算。
予定通り4時に登山口までのヒルクライム開始。登山口が標高600mだったが、道中860mまで一旦登ってから200m下る必要があった。もちろん山道に灯などなく、完全な暗闇の中ひたすら足を回し続けるしかない。ここでシッティングとダンシングを使い分けて負荷がかかる筋肉を分散させる術をなんとなく実践することになる。
結局登山口に辿り着いたのは6時過ぎとなり、この時点で往復8時間までがリミットに。

6:20 登山開始
railindark
トロッコのレール沿いに敷設された木道を歩く

この時点で 屋久島生態系の頂点 is 何? と不安になる。熊はいないらしいが、鹿の捕食者がいなかったらこんな島すぐハゲるのでは?と思ったが、今更どうしようもないので気が付かなかったことにする。後に調べると狩猟者不足などで鹿害が深刻化しそう(している?)な屋久島の現状らしい。

willson
ウィルソン株内部

chicken
縄文杉と鶏むね肉

9時には縄文杉に着いた
独り占めしながら、Aコープで買っておいた鶏むね肉を手づかみでむさぼる
止まると寒い(3℃くらい?標高1300m)ので退散

daioh
大王杉

帰りは霧が晴れて鮮明に
縄文杉より近くで見れるので、こちらのほうが迫力感じられる。

chari
チャリできた

RTAの結果、4時間30分くらいで往復完了した。目安9時間というのは観光シーズンに行列つくりながら登った場合の標準時間なのだろう。
道中で会った他の登山者は3組9人だけであった。すれ違いざまに地元のご老人と思わしき方に自転車で来たことについて「おお、がんばった~」と労われたけど、自分としては何かを頑張ったという認識はなくて(いや、確かに肉体的には酷使しているかもしれないが)、これを成すには勇気は必要なかった、全く心理的に負荷がかかって無かった、頑張ることとは勇気を使う必要があることだよなーとか考えていた。
追記:頑張ることとは勇気を出すこと。評価されるのは結果を出すこと。

ラスト20km、温泉のJANOGER

安房に戻った時点で時間的にはかなり余裕があったけど、ダウンヒルの寒さにやられていた。そして細かいアップダウンはひたすら続き、登りが来るたびに時速5㎞くらいになっていたと思う。まあ、一番の原因は臀部の皮膚が痛むことだったけど(レンタルにはサドルリスクもあるという教訓)
ラスト5.8㎞地点で後輪がパンクし、走行不可になってしまった。確かレンタル時にGSでパンク修理してもらえるとの説明だったけど、時間も余裕があったので最後まで歩いた。が、返却時にパンク修理代として1500円はしっかり請求されしまった。これ私の過失なの?という点に関しては解せぬが、おとなしく支払う。(修理代金は自己負担と明記されていた) track
徒歩中にあった土トラック
サークルも土。(本当にサークルなのかわからないが、それらしい場所あり) 砂場は無かった
この環境でも適切にトレーニングを積めば効率は悪いけど強くはなるんだろうな。

宮之浦で自転車返却した後、バスで空港へ。バスは30分間隔くらいで運航しており、案外本数多い。
空港では1時間以上時間があったので、徒歩1分の旅館で日帰り入浴1600円。立地といい、料金設定といい、完全に旅館の思惑通りなmoveな気がする。
脱衣所で荷物を広げていたところ、「JANOG参加されていたんですか?」と声をかけられたので、「え、JANOG参加されていたんですか?」と質問に質問で返すというキャッチボール下手を発揮してしまった(自分としては、こう答えればほぼ参加確定だから、その次に聞くであろうことも合わせて聞いているつもりなんだけど…)
鹿児島空港で再開し、名刺交換させていただくことになる。鹿児島行きの出発を遅らせて、本社まで名刺を受け取りに行ったのが役に立った。 propeller
人生初のプロペラ機搭乗

雑多なメモ

  • マスオ氏からの電話
    今日、餃子食べられる?え、屋久島?じゃあ沢蟹いたら教えて。
  • 鍵かけなくても多分大丈夫ですよ。屋久島は泥棒さんもあまりいないので
    Airbnb管理人さんより。
  • おしゃれなカフェ、Bar
    観光客向けなんだろうか?
  • 徳洲会病院
    たしか離島が基盤だったか
  • 技能実習生
    なのかはわからないけど、漁業かな
  • バス運転手募集
    社宅、寮つき
  • 路上に座る高校生
    Tiktokでも撮ってんのかな(しらんけど…)